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Obsidian Git 環境構築手順

2025年6月2日

obsidiangitobsidian git

やりたいこと

Obsidianをマルチデバイス(MacBook、MacMini、iPhone、Win11)で使うために プラグインのObsidian Gitを使ってmdファイル群をGitで管理したい。

環境構築手順

  1. Vault(*1)を管理するためのGitアカウントとリポジトリを作成
  2. PC(Macbook)で各種設定
    • .ssh/configで認証設定
    • リポジトリをclone
    • Obsidianでcloneしたフォルダを開く
    • .gitignoreで.obsidianを追加してコミット
    • ObsidianでObsidian Gitのプラグインをインストール
    • 設定で自動プル/自動コミット
  3. スマホ(iPhonen)で各種設定
    • Working Copyでリポジトリをclone
    • Working CopyでSync to Locale
    • ObsidianでLocaleを開く？
    • ショートカットで自動プル/自動コミット

上記で、データの管理をgithubで行い、自動同期(プル/コミットプッシュ)の環境を構築する。

*1 Vault：obsidianでノートを管理するフォルダのこと。Vaultには、mdファイル群と隠しファイルの.obsidianが格納される。読み方はボルトと読むらしい。

Vaultを管理するためのGitアカウントとリポジトリを作成

まずはVaultを管理するためだけのGithubアカウントを作成し、リポジトリを作成する。

（既にあるGithubアカウントを使用するでもいいのだけど、私は分けたかったので分けました。）

PC(Macbook)で各種設定

ssh接続設定

それ用のGithubアカウントを作成したので、ssh接続の設定をする。

まずは鍵生成。

ssh-keygen -t rsa -C "<YOUR_GITHUB_EMAIL_ADDRESS>" -f id_rsa_obsidian

~/.ssh/configで下記を設定する。

Host github-obsidian
  HostName github.com
  User git
  IdentityFile ~/.ssh/id_rsa_obsidian

Github側でssh鍵を登録する。

pbcopy < ~/.ssh/id_rsa_obsidian.pub

登録したら、下記で接続確認する。

ssh -T github-obsidian

リポジトリをclone

最後に、先ほどのユーザーを使ってcloneする。

git clone github-obsidian:<YOUR_ACCOUNT_NAME>/<YOUR_REPOSITORY_NAME>.git

Obsidianでcloneしたフォルダを開く

保管庫の管理→開く→先ほどcloneしたフォルダを指定して開く。

すると、先ほどcloneしたフォルダに.obsidianが作成される。

これを.gitignoreに追加してコミット。

echo ".obsidian/" > .gitignore
git add .
git commit -m "add .gitignore"

ObsidianでObsidian Gitのプラグインをインストール

設定→community plugin→turn on→Browse→Gitを入力して検索

Obsidian gitをインストールしてEnableを設定

設定で自動プル/自動コミット

Auto commit-and-sync interval (minutes)と、Auto pull interval (minutes)を設定。 とりあえず15分とかに設定しておく。

スマホ(iPhonen)で各種設定

ObsidianアプリでVaultを作成

create new vault→iCloudに保存をオフにして作成

ファイルアプリでVaultの作成確認

このiPhone内→Obsidian→github-obsidianのフォルダがあることを確認

Working Copyでリポジトリをclone

github-obsidianのリポジトリをclone

cloneしたリポジトリと、ObsidianアプリのVaultの参照先を同期設定

WorkingCopyでcloneしたリポジトリを開き、

Setup Sync for→Directory→このiPhone内→Obsidian→github-obsian

これで、WorkingCopyとObisidanが同期され、Obsidianで編集したらWorkingCopyに反映され、WorkingCopyでファイル操作したらObsidianにその変更が反映される。

ショートカットアプリで自動プル/コミット

ショートカットアプリを開き下記を設定。

  • Obsidianを開いたとき、github-obsidianをpullする。
  • Obsidianを閉じたとき、github-obsidianをComitti(modified)しpushする。